毎週木曜日よる9時からテレビ東京系列で放送中の「和風総本家」。「ニッポンっていいな」をテーマに、日本の素晴らしさを再発見する番組です。
世界で愛用される日本製品を探し、作り手と使い手の交流を描くシリーズ第30弾。
アメリカでは脳神経外科の権威が手術で愛用する日本製のハサミを取材。
世界的名医が絶賛のメイドインジャパンはアメリカからおよそ1万キロ、東京・谷中の小さな町工場で作られていました。脳動脈瘤手術などに使われる「脳外科バサミ」は切れ味と繊細さが求められ、刃の先端の厚みはなんと0.08ミリ。顕微鏡を覗きながら熟練の職人が仕上げていきます。
日本の名医 上山博康氏が剪定バサミの曲がった形から着想を得て生まれたこのハサミ。海を渡り世界中に広まった裏には感動の物語がありました。
ロサンゼルスでは音楽家が絶賛する日本製品を発見。
世界中で愛用させている美しい音を奏でるために必要な「イマデガワ」と呼ばれる製品とは一体。フランスの港町キブロンでは、江戸時代から続く日本の伝統の技法を独学で学び、売り上げが3倍になったという若手漁師を取材。ミシュランの名店からも注文が入り、若者の人生を変える事になった世界が注目のメイドインジャパンとは。
マルセイユでは、「日本料理店」を営むフランス人の青年を2年間に渡り密着しました。
新メニュー開発のため、カレーなど日本独自の料理を学ぶために来日。帰国後、果たして舌の肥えたマルセイユの人々を唸らせることはできたのでしょうか。また、日本のマジックの種の収集家で本まで出版してしまったアメリカ人、「根付」という帯に荷物をくくりつける留め具に惚れ込んだフランス人など、メイドインジャパンを愛する外国人たちも続々登場します。
番組概要
◇和風総本家2時間SP
◇12月21日(木)19時58分~