TBS系日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」の第17話が9月6日に放送され、公安内部に潜んでいたシンシーのスパイをめぐる展開が大きく動きました。
ジャミーンが“悪人”として反応したのは、公安の和久井俊作(田中俊介さん)と鈴木祥(内野謙太さん)の2人。
調査の結果、和久井は妻にDVをしていたことが発覚。一方、鈴木はシンシーとつながっていたことが明らかになりました。
これで和久井についての疑惑は解消されたようにも見えます。
しかし、編集部が実施した『VIVANT』考察アンケートには、「和久井のDVシーンそのものがフェイクなのではないか」という気になる説が寄せられました。
その理由として浮上したのが、劇中で何度も強調された「10」という数字です。

(画像:時事)
※以下、第17話までのネタバレを含みます。
■和久井のDVで疑惑は本当に解消された?
公安内部にシンシーの人間が潜んでいる可能性が浮上する中、乃木たちはジャミーンの能力を使って怪しい人物を絞り込みました。
そこでジャミーンが反応したのが、和久井と鈴木です。
その後、和久井を調べたところ、妻に暴力を振るう姿が確認されました。
これによって、「ジャミーンが和久井を嫌がった理由はDVだった」と納得できる形になり、シンシーとのつながりについては鈴木の方へ疑いが向かいます。
しかし、今回寄せられた考察では、ここが逆に“きれいに収まりすぎている”のではないかと指摘しています。
もし和久井のDVが、視聴者や乃木たちを納得させるために用意されたミスリードだったとしたら――。
和久井にはまだ、別の秘密が残されている可能性があります。
■なぜわざわざ「10分」と言った?
この説で特に注目したいのが、和久井が妻に暴力を振るう場面で口にした「10分」という具体的な数字です。
和久井は半熟卵をめぐって怒りをあらわにし、ゆで時間について「10分以上」であることを強く口にしていました。
もちろん、半熟か固ゆでかを表現するための単なるセリフとも考えられます。
しかし、第17話を振り返ると、なぜか同じ「10」という数字が別の場面にも登場しています。
■野崎も「10人分」…繰り返される「10」
シンシーに拘束された野崎(阿部寛さん)は、食事を求める際、ドラムが食べる量について「10人分」と具体的な数字を口にしています。
さらに、リュウ・ミンシュエンも野崎の前で、自身が「10日間」不在にすることを伝えていました。
「10分」。
「10人分」。
「10日間」。
それぞれの場面だけを見れば、どれも会話として成立する数字です。
しかし、同じ回の中でここまで「10」という具体的な数字が重なると、単なる偶然なのか気になるところです。
特に『VIVANT』では、何気ないセリフや数字が後から別の意味を持つこともあります。
今回寄せられた考察では、この「10」そのものが、何らかの合図として使われているのではないかとしています。
■DVがフェイクなら「悪人」の理由は別にある?
ただし、ここでひとつ大きな疑問が残ります。
ジャミーンは和久井を明確に“悪い人物”として識別しています。
仮にDVそのものがすべて偽装だったとすれば、ジャミーンが和久井に反応した理由を別に考えなければなりません。
そこで浮上するのが、
「和久井が本当に“悪人”と判断された理由は、シンシーと関係しているからではないか」
という可能性です。
DVという分かりやすい“悪事”が明らかになったことで、乃木たちは和久井についてそれ以上追及する必要がないと判断する。
もしそこまで計算されていたとすれば、DVの発覚自体が和久井の本当の正体から目をそらすためのカモフラージュだったことになります。
鈴木がシンシーの人間だと判明したことで、「公安内部のスパイは鈴木だった」と視聴者も納得しやすい状況になっています。
しかし、本当に公安内部のシンシー関係者は一人だけなのでしょうか。
■「10」はシンシーに送る暗号だった?
そして、もし和久井にもシンシーとのつながりがあるとすれば、「10分」という言葉にも別の意味が生まれてきます。
アンケートでは、「10」という数字自体がシンシー側で使われている暗号、あるいは何らかの作戦を伝える合図なのではないかという考察も寄せられました。
リュウの「10日間」。
野崎の「10人分」。
そして和久井の「10分」。
時間、人数、日数と形を変えながら、それぞれ普通の会話の中に「10」を紛れ込ませているようにも見えます。
もし直接連絡を取ることのできない人物同士が、監視されていても不自然に思われない会話の中で情報を伝えるとすれば、こうした数字は暗号として使いやすいとも考えられます。
もちろん現時点では、「10」に特別な意味があることも、和久井のDVが偽装だったことも明らかになっていません。
しかし、ジャミーンが和久井を“悪人”として選んだこと、鈴木という分かりやすいスパイが見つかったこと、そして同じ回で繰り返された「10」。
これらがすべて別々の出来事なのか、それとも後から一本につながるのでしょうか。
今後再び「10」という数字が登場したとき、この何気ないセリフの数々が一気に伏線へと変わるのかもしれません。
編集部では、ドラマの今後の展開や伏線について、みなさんの考察を募集しています。
小さな違和感や気づき、思いついた説でも大歓迎です。
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※情報は掲載時点のものです
<調査・文・編集:COCONUTS編集部>
