毎週土曜日の22時から放送されているラジオ番組「福山雅治と荘口彰久の『地底人ラジオ』」(渋谷のラジオほか)。
4月20日の放送では、福山さんが若手スタッフの悩みに向き合い、そのアドバイスが注目を集めています。
(画像:AFP=時事)
■福山雅治「アミューズにいれば何かいいことがあるとも思ってなかった」
今夜22時からの「福山雅治と荘口彰久の #地底人ラジオ 」は...
いよいよ開催が近づいてきた福山さんの全国ツアーリハーサル現場に荘口さんが侵入セルフィー!!
リハーサル終了後には、チーム福山スタッフにまつわるトークも!?https://t.co/i3khach2r7#渋谷のラジオ
— 渋谷のラジオ (@shibuyanoradio) April 20, 2024
NHKの音楽特番『ライブ・エール2024』にて、トークパフォーマンスをすることになった福山さん。
同番組内では、15〜24歳の若者に「福山さんに聴いてほしい悩み」を募集し、福山さんがそれに答える企画も用意されています。
そこで、福山さんは事前リハーサルと称し、自身の若手スタッフを相手に急遽悩み相談を行うことにします。
悩みを相談するのは、福山さんチームの20代スタッフ“フォワードくん”。
彼は「将来が漠然としていて不安」との悩みを打ち明けます。
福山さんが「それ、会社(アミューズ)に対する悩みなんじゃないの?」と指摘すると、フォワードくんは「福山さんは、若い頃にそういう悩みとかあったんですか?」と聞き方を変えます。
「アミューズに対する不安はなかったですね」と答える福山さん。
もっとも、「だからといって、アミューズにいれば何かいいことがあるとも思ってなかった」「会社員ではないので、あくまで契約アーティストなので、自分で頑張んなきゃいけないだろうなと」と、会社と共に自分も頑張ろうと考えていたと言います。
「つまり、自分の頑張りと会社の頑張りが上手くクロスした時に、いわゆる掛け算になるんじゃかいかなと」と、会社任せにするのではなく、自分の頑張りと合わせた相乗効果が出るように頑張っていたそうです。
■バブル崩壊後デビューも「もっと良くなるとしか思ってなかった」若手時代の福山雅治
当時の世の中に対しては「僕らの時代はね、もっと良くなるとしか思ってなかったから」と言う福山さん。
ミュージシャンとしてデビューしたのは90年代のバブル崩壊後だったものの「正直バブルがよく分かってなかったんで」と、特に不安視することはなかったと言います。
さらに、福山さんは「この仕事がダメだったら、僕は“夜王”になろうと思ってましたから」とキッパリ。
夜王とは、もともとは漫画『夜王』(倉科遼/井上紀良、集英社)のことで、ホストとして成功した人物を表します。
ミュージシャンで芽が出なかったら、ホストとして夜王を目指していたかもしれないと語る福山さん。
もっとも「夜王だって難しいですよ。簡単にはなれないですよ、絶対」とも語ります。
■若手時代に大切なのは「バカになること」
さらに、自身の若い頃について「あとはね、もっとバカでしたよ僕」と振り返り。
そして、「多分フォワードくんはしっかり考えてるし、賢いのよ。だけど大事なのは、バカになることなのよ」「とことんバカになれ。そうすれば何かしら見えてくるぞ」とアドバイスしました。
今週の放送に対し、ネット上では「バカっていうか、純粋に信じ続けてるんでしょうね」「ましゃに夜王役をやって欲しいと願うこと数年」「今日の、ましゃはとってもご機嫌で楽しそうで何よりです」との声が上がっています。
若手スタッフに対し、親身になってアドバイスした福山さん。
“夜王”バージョンの姿は、ぜひドラマの役で見てみたいですね。
【番組情報】
福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」
https://audee.jp/voice/show/81174
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)