<記事提供:COCONUTS>
毎週土曜日の22時から放送されているラジオ番組「福山雅治と荘口彰久の『地底人ラジオ』」(渋谷のラジオほか)。
3月23日の放送では、福山さんが『桜坂』大ヒット時の正直な心境を明かし、注目を集めています。
(画像:AFP=時事)
■福山雅治、『桜坂』ヒット時にアミューズ会長から言われた一言に「言い方どうなの?」
今夜22時からの「福山雅治と荘口彰久の #地底人ラジオ 」は...
3月21日にデビュー34周年を迎えた福山さん。
“戻りたい年齢”についてのトークに発展。
荘口さん、作家小原さんと盛り上がります。https://t.co/i3khachAgF#渋谷のラジオ— 渋谷のラジオ (@shibuyanoradio) March 23, 2024
21日に、デビュー34周年を迎えた福山さん。
1990年、21歳の時にシングル『追憶の雨の中』でデビューし、そのちょうど10年後に『桜坂』をリリース。ダブルミリオンセラーを記録する大ヒットとなりました。
「10年でヒットしたね俺!」としみじみ振り返る福山さん。
そして、当時のツアーで徳島の会場でライブした際、所属事務所アミューズの大里洋吉会長からかけられた言葉を明かします。
それは「福山、よかったな、『桜坂』ヒットして。どうだ?気持ちいいだろう」というもの。
大里会長は「これだけヒットした曲があってツアーまわってると、気持ちいいだろう!」と激励してくれたのだそうです。
ところが、福山さんは「俺その時思いましたよ。なんかちょっと言い方…言い方どうなの?」と疑問に感じてしまったことを明かします。
■福山雅治が“チョー気持ちよくなる”ことはない?
福山さんによると「気持ちいいっていう感覚はないです」とのこと。
「ありがとうとか、嬉しいはあるけど、気持ちいいはないです」「“気持ちいい”は分かんないんじゃないかな僕」と、正直な気持ちを明かします。
また、大里会長以外の関係者からも「あんな1万人とかの前でやってさ、気持ちいいでしょ?」と言われることがあったそう。
しかし、福山さんとしては「気持ちいいっていうのはね、あんまないんだよね」と首を傾げていたのだとか。
ここで、元競泳選手の北島康介さんが2004年のアテネオリンピックで発した有名な言葉「チョー気持ちいい」を例に出し、「どんな気持ちよさなのかな」と福山さん。
そして「俺絶対世界の頂点になったら、こう思いますよ。『あとは落ちるだけだな』」と、元も子もないようなことを言います。
福山さんによると「楽しめないんですよその瞬間を。気持ちよくなれないんです」「だって、記録っていうのは必ず塗り替えられますからね」と、その先を考えてしまうのだとか。
■福山雅治が気持ちよさに目覚めていたら…リスナー「ファンになってなかったかも」
もちろん、その時点で世界一の記録であったことは歴史に残り続けるため、そこまで悲観的に捉える必要はないとしつつ「『世界一になったな、たどり着いたな。あとは、追い抜かれるだけだな』っていうのは、思っちゃう」と、一歩引いた目線で考えてしまうという福山さんでした。
今週の放送に対し、ネット上では「福山さんがヒットが出たら『気持ちいい』と思う人だったら、もしかしたら今こんな風に次を見据えて多忙な日々を送ってないのかも」「ヒットして『気持ちいいー!』って思うましゃだったらファンになってなかったかもな」「大里さんさすが『お盆似合うな!』って本人に言っただけあるわ」との声が上がっています。
どんなに成功しても、冷静な視点を失わない福山さん。だからこそファンは惹かれるのかもしれませんね。
【番組情報】
福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」
https://audee.jp/voice/show/79500
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)