<記事提供:COCONUTS>
毎週土曜日の夜10時から放送されているラジオ番組『堂本剛とFashion&Music Book』。
1月13日の放送では、結婚発表後はじめての放送ということで内容に注目が集まりましたが、通常営業。
堂本剛さんがリスナーの相談に乗る中で「自分」を貫いて生きてきた自身の経験を包み隠すことなく打ち明け、そのメッセージの中に“らしさ”を滲ませました。
(画像:時事)
■人に嫌われるのが怖い…正直に打ち明けたリスナーに堂本剛「悩んでいる人の力にすごくなる」
番組には、20歳の女性からあるメッセージが届きます。
この方は自分を見せるのが怖いと思っており、友達ができないのも嫌われていくのも全て自分のせいだと抱え込んでしまい、学生時代は対人関係がボロボロだったそうです。
高校に入ると「不安障害」と診断され、高校を中退することを決め、人と関わらないような生活を続けてきたものの、仕事などで顔を合わせる人や数少ない友人に嫌われることを極端に怖く思ってしまっていることを明かします。
このような悩みを寄せられた堂本さんは「こういった悩みだったり孤独だったりと戦っている人は、世の中にたくさんいて、僕自身もそのうちの1人です」と明かすと、「例えばこういったメッセージをラジオのオープニングにチョイスすることで、周りの人からの『もうちょっと明るいお便りの方が良いんじゃないですかね』みたいな、世の中のなんとなくの空気感とか風潮ってあると思うんですよ」と、今回の放送での自身の行動を例として挙げます。
「だからこういう人たちっていうのが、自分の今のこの状況が『ネガティブなものなんだな、嫌われてしまうものなんだな』みたいな感情を生んじゃうんですよ。人間なんで、生きていて対人関係がしんどかったりとか、人からひどいこと言われたりすると心が壊れるんですよ」と意見を発すると、メッセージを届けてくれたリスナーに対して「でも、こういうメッセージを読むことで、悩んでいる人の力にすごくなるんですよ。『自分も同じような悩みがあるな』とか『1人じゃないんだな』って思うことでね」と感謝の言葉を伝えました。
■本当の「自分」を貫いて生きてきた堂本剛、対人関係の悩み相談を受けて堂々の宣言「僕を見ていただければ答えに繋がる」
また、堂本さんはこのリスナーからのメッセージの中にあった「怖くても自分を見せていった方がいいのでしょうか?」という質問に対して、「僕を見ていただければ答えに繋がるかなと思いますよ」と宣言します。
「僕自身は、作り上げられたイメージというものから離脱して、『自分はこういう魂で生きているんだけどな』っていうことを伝え始めて、伝え始めた時は『そんなの剛くんじゃない』とか『イメージにない』とか言われましたけど、そんなこと言われても、(それが)僕な訳だし」と、自身の経験を話した堂本さん。
「僕のハートの奥にある核の部分って伝わってなかったんやなって寂しくもなったり。でも、それは伝えられる場所がなかったのかなとか、伝え方が中途半端だったのかなとか、そういう反省もありながら」と素直な気持ちを打ち明けます。
「でも、これを繰り返していくことで、自分っていうものを今一度伝えていくこと、それを愛してくれる人たちに伝えたいなと思って、色々な方法を持って皆さんに伝えてきました」と、堂本さんなりの「自分を見せながら生きてきた経験」を語りました。
■周囲が作ったイメージから離脱、「本当の自分」を貫いた堂本剛の生き様「自分というものを生きたいだけ」
堂本さんの自身に関する話はまだまだ続き、「自分を見せていく」ことで、「私のイメージにない」となって離れていった人々も実際にいたと振り返ります。
ですが、堂本さんは「なんか人を惹きつけるために生きているというわけでもない」と宣言し、「自分というものを生きたいだけで、そして自分を生きている人たちが自分の人生にたくさん集ってくれているとより幸せだなと思っているだけでね」と、自分の胸の内を明かします。
このような経験を踏まえ、最後にはリスナーに向けて「だから、『嫌われるかもしれない』と思って過ごすよりかは、自分を過ごしている中で嫌われた方が良いかなって僕は思います。『なんで嫌われちゃったんだろう?』って思った時に、そこに気付きとか学びもあるから。それを自分が克服しないと、改善しないとって思ったら、そこは改善して、自分らしさにプラスアルファしていく。それの繰り返しが良いんじゃないかと僕は思うんですけどね」と伝えました。
ネット上では、堂本さんの率直な思いを耳にしたリスナーからの「作り上げられたイメージで生きるのをやめたら『そんなの剛くんじゃない』と言われても、諦めず伝えてきたのが剛さんですもんね」や「ありのままの自然体の姿であるのがステキです」といった、今の堂本さんの生き方を肯定する声が目立ちました。
また、「初めてラジオ聴いたけど、この方の発する言葉だったり話す内容がすごく濃かった…こういう考え方される方が職場の上司とか人生の先輩で身近にいたらすごく心強いんだろうなぁ」といった、堂本さんの「優しい言葉」が強く響いた方のコメントも見られました。
2024年に入ってからも堂本さんは堂本さんらしく生きていること、そしてリスナーの悩みを共有することや優しいアドバイスを送ることで数多くのリスナーの苦悩に寄り添っている様子が伝わってきました。
「自分らしく」を貫く堂本さんの正直な思いが伝わるお話でしたね。
今回の結婚で離れて行ってしまうファンは、とうの昔に既に離れているようですね。結婚による「ファン離れ」の心配は無いのかもしれません。
【番組情報】
堂本剛とFashion&Music Book
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(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)