<記事提供:COCONUTS>
毎週月〜金曜日の朝8時から放送されている「めざまし8」(フジテレビ系)。10月17日の放送では、MCの谷原章介さんがAI技術に挑戦したものの意外な結果となり、注目が集まっています。
(画像:時事)
■谷原章介、AIで動くベートーヴェンにツッコミ「どこまで落ちていくの?」
番組では、IT技術とエレクトロニクスの国際展示会「CEATEC」(シーテック)を特集。
今回の展示では、移動途中に充電しながら電力消費でき、スマートフォンに応用すればいずれは歩きながら充電できるといった技術や、拳銃や爆薬など隠された危険物を秒で発見するといった、テロの脅威から地域社会を守るための画期的な技術が紹介されています。
また、特にAI技術の活用が目立っている今回のCEATEC。
番組では、JVCケンウッド✕東京藝術大学ブースに注目。ここでは、カメラで来場客の表情を読み込むと、AIのベートーヴェンが世界で一つの『エリーゼのために』をアレンジし、ピアノで演奏してくれる技術を展示しています。
『エリーゼのために』は、ベートーヴェンが恋心を抱いていた「エリーゼ」という女性のために作曲されたという説があります。
そこで、実際のエリーゼの顔をAIベートーヴェンに学習させ、エリーゼの顔に近ければ近いほど原曲の『エリーゼのために』に近いアレンジで演奏するようプログラミング。
顔は一人ひとり違うため、その人だけのアレンジの演奏が聴けるというわけです。
■もはや放送事故?【谷原章介】の顔を使ってAIが大暴走…
そこで、番組では谷原さんの画像を読み込ませ、AIベートーヴェンに『エリーゼのために』を演奏してもらうことに。
すると、聴き馴染みのある冒頭のメロディーが始まるかと思いきや、そのままひたすら鍵盤を半音ずつ下がっていくAIベートーヴェン。
なかなか止まらないため、スタジオで聴いていた谷原さんは「どこまで落ちていくの?」「どんどん落ちてるよ?」と不安そうにコメントします。
しばらくしてやっと落ち着いたものの、その演奏は『エリーゼのために』とは程遠いアレンジに。
つまり、谷原さんはエリーゼにはあまり似ていないと判断されてしまったのです。
これにはすかさず「おっさんやがな」と苦笑いしながらセルフツッコミする谷原さんでした。
■『エリーゼのために』ならぬ『谷原のために』?
CEATECは、千葉・幕張メッセで17日から4日間開催予定です。
『エリーゼのために』の原曲とは程遠いアレンジをされてしまった谷原さんですが、ネット上では『エリーゼのために』ならぬ『谷原のために』という声が上がりました。
その人のためだけの、世界でたった一つのアレンジをベートーヴェンが演奏してくれるという、なんとも贅沢なAI技術。
早速試してみたくなった視聴者も多いのではないでしょうか。
【番組情報】
めざまし8
https://www.fujitv.co.jp/mezamashi8/
(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)