<記事提供:COCONUTS>
グレープカンパニーの芸人・永野が天才なのかもしれないと錯覚させられるYouTubeチャンネル「永野ショートムービー」の新作に、とんでもないセリフを発見した。
(画像:『永野ショートムービー』より)
■「永野ショートムービー」がかなり攻めてる
10月10日に公開された『芸能界を目指す人を洗うところ【ゲスト:野沢ダイブ禁止 (虹の黄昏)】』。
『虹の黄昏』というのはコンビ名。
「野沢ダイブ禁止」は芸名である。
動画は、とある青年に扮した野沢ダイブ禁止氏が職質されるところから始まり、芸能人を目指しているという理由で、理不尽にシャワーを浴びせられるというもの。
最初に視聴者を引き込むのは、芸能人を目指す動機をダラダラ語るシーン。
映画『万引き家族』を見て安藤サクラさんの演技に感化されたとのことだが、これが程よく癇に障る。
この軽薄さと過信にイラッとさせられたところで、シャワーシーンに移行する展開。
■「新しい学校のリーダーズさんみたいに」いまのところ炎上しないで済んでる様子
シャワーシーンは人によってはやや閲覧注意。
どんなにシャワーで洗われても、甘ったれた野心は剥がれず、「新しい学校のリーダーズさんみたいに」世界にも活躍の場を広げたいと、のたまう。
さらに所ジョージ氏の名前も登場するなど、絶妙に人々を苛立たせるセリフのチョイスが秀逸。
コメント欄にはコアなファンから「最高」「天才」の声が。
動画全体に漂う90年代のサブカル映画を彷彿とさせる世界観は、さすがそのカルチャーに精通している永野氏ならでは。
普段あまり刺激されることのないツボを強烈に刺激され、自分の中に生まれた感情が何と呼べるものなのか理解が追いつかない稀有な動画を今回も拝むことができた。
新しい学校のリーダーズさんに届いて欲しいのかバレたくないのかもよく分からない。
せっかくなら炎上した方がよいのだろうか。
現時点では動画再生回数は2,478回だった。