おとなカワイイwebマガジン『COCONUTS』に「100人の子育て」というコーナーが出来ました。
この記事は、実際に子育てをされている方達から募集した体験談エピソードとなっています。
■『上の子が6歳位だった時の話です』
「上の子が6歳位だった時の話です。
その1年ほど前から某音楽教室に通わせていました。
楽しく音楽に親しんでもらいたいと思い、専門的ではなくリズム教室の様な習い事で楽しく通っていました。
年に1度立派なホールでの発表会があります。皆で衣装を用意して晴れ舞台です。
女の子は髪型はこんな風にスタイリングしてリボンはこんなで、と皆でワクワク準備していました。
あと数日で晴れの日という時に、やってくれた我が子。
何でそうしようと思ったのか謎ですが工作用のハサミで自分の髪をチョキチョキ。
嬉しそうに披露してきました。唖然です。子どもはニコニコです。
ママ友が子どもっていつかその行動をするよと言っていたのを思い出しました。
その時は怒っちゃダメなんだよとも言っていたのも思い出しましたが、唖然の余り多分私は怒りました。
子どもは悲しんでいなかったので、恐らく動揺した私は妙な怒り方をしたんだと思います。
そして、見事なざん切りヘアになった我が子を翌日美容室に連れて行き、なんとか整えてもらいました。
発表会当日はフリル衣装に男の子みたいなベリーショートヘア。
それはそれで可愛かったので、自分の器の小ささに恥じ入りました。怒ってはダメです。」
（60代女性）
■『娘の1歳の誕生日パーティーのことです』
「娘の1歳の誕生日パーティーのことです。
初めてのお誕生日ということで、娘に喜んで貰おうと、はりきってケーキを焼きました。
デコレーションも、赤ちゃんでも食べれるクリームや果物をつかい、かなり手間をかけて完成させました。
いざ、誕生日会が始まり、ケーキを出すと、娘は大興奮！
そんな姿を見てとても嬉しくなりました。
娘の様子を写真におさめようと、動画を回したりカメラで撮影したりして、すこし大人の手がすいてしまうようになりました。
すると、娘は『いまだ！』と言わんばかりの勢いで、ケーキに突進。
あわてて大人が止めに入るも間に合わずに、ケーキにダイブ。
びっくりしてギャン泣きしてしまいました。
その一部始終は動画にしっかりおさめられていました。
そして、お誕生日用に着ていたドレスもケーキで汚れたため、そのあとの誕生日会の写真には普通のお洋服で笑う娘…良い思い出です。」
（30代・女性）
■『0歳息子の育児が始まりました』
「今年の3月に0歳息子の育児が始まりました。
上の子は6歳になり、赤ちゃんとの関わりを楽しみにしてくれています。
久しぶりの新生児との生活にあくせくしている日々、突然義母が家に訪問してきました。
義母は私が入院中も家事や育児をしていてくれたようで、退院後ガラッと変わる部屋のレイアウトに戸惑いました。
そんな義母だったので、今日もまた何かされるのかなと緊張しながら過ごしていると、娘が私の授乳シーンをよく見て『赤ちゃんっておっぱいがごはんなんだよね』と息子の成長を見守っていました。
すると義母がすかさず『そうよ、あなたもおっぱいもらいなさい』と口にしたのです。
私は新生児の授乳で手一杯、もちろん娘も可愛くて仕方ありませんが、授乳させようとは思わず、何てこと言うんだと耳を疑いました。
その場で娘がうまく『私は大丈夫』とかわしたので良かったものの、その不適切な一言が気持ち悪くて仕方ありませんでした。」
（30代・女性）
■『里帰りしないお嫁さんはすごいよな。』
「第一子を里帰り出産した時の事です。
出産時はなかなかスムーズにお産が進まず、帝王切開に切り替えるかギリギリのところまで粘って、何とか吸引分娩で第一子を出産しました。
出産時間も長かったことから出血量も多く、産後は貧血がひどかったため鉄剤を一ヶ月ほど飲んで過ごしていました。
初めての出産だったこともあり、産後は実家に一ヶ月間里帰りをしました。
その間、旦那は仕事もあるので週末だけ実家に来て子育てを手伝ってもらうことにしました。
しかし、旦那が帰ってきたものの夜間の子どもの泣き声に気づかずにずっと寝ているばかりであり、結局私が子どものオムツ交換と授乳をすることに。
ワンオペ状態に疲弊していたところ、挙げ句の果てには、たいした子育てをしている訳でもないのに『里帰りしないお嫁さんはすごいよな。』や『ミルクは高いから授乳できるならそっちの方がいい。』などと、ありえないほどに好き勝手な発言までし始めました。
精神的にもストレスになり、あまりにもイライラしたので実母にも相談。
実母からチクリと旦那に注意してもらうことにしました。
それからの旦那は言動を改め、育児にもなるべく協力してくれるようになったので良かったです。」
（30代・女性）
体験談の募集はX公式アカウントで告知します。
おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部
@CoconutsJPN